りゅーの備忘録

ゲームの報告だったり日記的なものだったり。

Manifold Gardenをクリアした話

どうも、りゅーです。

 

今回はPS4のソフトであるManifold Gardenについて通常エンディングに到達したのでその報告をしようと思う。

 

自分はゲームレビューをしている人たちみたいに詳しくは語れないし、ゲーム知識もめちゃくちゃあるってわけではないのでそこらへんのものに関してはあまり期待しないでほしい。あくまでもこのゲームをクリアしたよっていう報告みたいなもの。ネタバレなども普通にしていく。ご了承を。

 

一言で感想を述べるとしたら幾何学模様はとても美しい」

 

目次

 

よかったところ / 楽しかったところ

新感覚パズルを解く楽しさ

このゲームでは壁の近くで特定のボタンを入力すると、重力が切り替わる。

分かりにくいが扉へ向かうには重力の方向を変えなければならない

画像のように重力を変えて進む方向を変更したりして先に進んでいく。

この重力を上手く使ってパズルを解いてクリアを目指していくのが新感覚でとても楽しい。

 

無機質で綺麗な世界

このゲームは特に世界観の解説もなく、画面内から一切の余計な情報を排除して一人称視点でひたすら進んでいくというものである。これが幾何学的で無機質な世界観と完全にマッチしている。

まずは以下の画像を見てほしい。

どうだろう、めちゃくちゃきれいじゃない?

また、各面の「神に立方体」が出現する前の画面がまた綺麗で個人的に好きな場面である。以下に各面の「神の立方体」出現前の画面を載せていく。

1面「アオステージ」

2面「アカステージ」

3面「ミドリステージ」

4面「キイロステージ」

5面「ムラサキステージ」

6面「オレンジステージ」

最終7面「レインボーステージ」

このゲームは基本的にBGMがあるわけではない。あるとしても効果音や自然音などであるがそれがまたとてもいい。

この無機質で幾何学的な模様がずっと続いていくこの世界観はとても好みだった。

 

フォトモードの存在

上記の世界観をより楽しむために実装されている神モード。

もはやこのモードがこのゲームの醍醐味まである。ポーズメニューの欄にフォトモードというものを選択することでこのモードにすることができる。

ポーズメニュー

フォトモードの様子。その時の風景でフォトモードを行う。

 

このモードがとにかくすごい。基本的にはなんでもすることができる。いじることのできる項目は以下の通り。

  • 投影法(透視 / 正投影)
  • 視界(透視のみ)
  • 直交サイズ / ニアクリップ / ファークリップ(正投影のみ)
  • 明るさ
  • コントラスト
  • 光強度
  • フェード
  • ビネット
  • フィルムグレイン
  • 背景色調整(色彩 / 彩度 / 数値)
  • 環境カラー調整(色彩 / 彩度 / 数値)
  • 境界厚み
  • 境界スタイル(ノーマル / エッジのみ / グリッチ
  • 境界色調整(色彩 / 彩度 / 数値)
  • フィルタースタイル(選択肢は注釈参照)*1
  • フィルター強度
  • エフェクト(被写界深度 / 網点 / 網掛け / 水彩画)
  • 利用可能(エフェクトのON / OFF)
  • 収束範囲 / 焦点距離被写界深度のみ)
  • 網点サイズ(網点のみ)
  • 網掛けモード / パターン(網掛けのみ)
  • 水彩画スケール(水彩画のみ)
  • 効果順序(エフェクトの優先度)
  • ロゴスタイル(なし / 透かしあり / 横並び / 開始画面)
  • 色(ロゴスタイルなし以外共通)
  • 位置(透かしあり / 横並びのみ)

とにかくいじれる箇所が多い。本当に使いこなせる人が使うと鳥肌ものの画像が爆誕する。どんな感じにできるのかは以下の画像を参考にしてもらいたい。上記の項目全部使いこなしているわけではないがそこはゆるして。

 

よくないところ / 注意点

ヒントが全くない

世界観を維持するためではあると思うが、パズルを解くヒントなどは一切なく、難易度変更のようなものも当然ない。さらに建物内部以外は基本的に風景が無限ループしているため、解法に気付かなければ一生先に進むことができずどつぼにはまってしまう。

不幸中の幸いはパズル要素はそこまで難しくないところか。しかしそれでも最終7面はそれなりに難しく、規模も大きいものとなっているため苦戦するかもしれない。

 

3D酔いを起こしやすい

このゲームをプレイする際の最大の懸念点といってもいい。

一人称視点かつ重力を変更していくという独特なゲーム性の関係で画面酔いする人はすぐに酔ってしまう。実際に自分も30分もせずに酔ってしまうこともあった。

そのため休憩しながら数日に分けてプレイするのが好ましいと予想され、一気にクリアするゲームではないと思われる。積みゲー消化の感じで一気にクリアするスタイルの人は要注意かも。

 

最後に

以上がManifold Gardenをプレイした完走である。

ちなみに初クリアのトロフィーコンプリート率は85%、エンディング時のトロフィー名は「超越」であった。

裏EDもあるっぽいのでせっかくだしそれも含めてのトロコンを目指してみてみようかなと考えている。

世界観は本当に素晴らしいので気になった人は買ってみる価値はある。3D酔いにだけはご注意を。

それでは。

*1:ノーマル / モノクロ / ネガ / 境界値 / 設計図 / ドリーム / セピア1 / セピア2 / コミック / 反転 / ルーシッドドリーム / ビンテージ