自分はユメステの界隈のようなものに入っておらず、ほぼほぼ全て独学となっている。
もう界隈の中では常識な気はするが自分の中では分からなかったので調べたこと、考察したこと、忘れそうな仕様などについてメモとして残しておく。
開幕付与の光について
一部ポスターやいろはの生誕アクセサリは、公演開始時に光を付与するタイプのアビリティを持っている。
これらはつければ付けるだけ公演開始時に光を付与することが出来るが、これはやろうと思えばSA何回でも公演開始時に発動できるのではないか?
というわけでこのような編成を組んでみた。
ユメステ黎明期に最強クラスだった編成の1つである、星2静香をリーダーとして青系統センスをひたすら使う編成。今回は暦とここなにそれぞれ公演開始時に光を付与するポスターを付けている。
この2つで静香のSA1回分の光を集めることが出来たので、公演開始時にSAが1回分発動することになる。
そしてもう1つの検証用編成はこれ。
蕾の枠をいろはに変えた。公演開始時に光を付与するものは以下のポスターとアクセサリーたち。
こちらは光の数を数えればわかる通り、公演開始時にSAが何回でも発動するならば公演開始時にSAが3回発動する。
編成選択時の公演開始時のSAのカウント数は1回となっているが、表示上そうなっているだけであって実際は2回以上発動する可能性があるため、このまま試してみることにする。
— りゅー (@Agvqw) 2024年5月24日
公演開始時に発動したSAを見比べると以下の通りとなる。
- SA1回分:1275511 ≒ 483313×2.7
- SA3回分:1364157 ≒ 481571×2.8
上記の計算は実際に出たスコアが総演技力の何倍かを表したもの。単純計算でSA3回分はSA1回分の3倍近いスコアを出さなければならないが、実際にはスコアはほぼ変わってないことが分かる。
というわけで公演開始時に光を付与することが出来るが、どれだけ付与してもSAは1回しか発動しないことがわかった。
ついでではあるが、公演開始時のSA発動は付与された光を全て使うらしく、「SA1回発動させる+光を少し余らせて2回目のSA発動を早める、、、」みたいなことも出来ない。うーん、きびしい。
めも2 pic.twitter.com/pFQjS54Ks0
— りゅー (@Agvqw) 2024年5月24日
プリンシパルゲージ増加センスについて
プリンシパルゲージ(以下Pゲージ)を獲得する手段はいくつかあるが、1番オーソドックスな手段はアクターのセンスの発動によるものだと思う。そして、Pゲージを獲得するセンスは大きく2つのタイプにわかれる。
1つめはスコアの獲得と同時にPゲージを獲得するセンス。蕾やカトリナなどがこのようなセンスを持つ。
2つめはスコアの獲得に追加でPゲージを得るセンス。これは叶羽やしゅえが持っている。
また、この2つの両方を併せ持つセンスを持つアクターもいる。これは容や大黒などが該当する。
これらの効果、字面的にそこまで効果の違いを感じないため、どう変わるのか確かめてみることにした。
しかしどう変わるかと言っても、思い当たるのはポスターの効果の対象か対象じゃないかくらいしか思い浮かばない。ポスターの中には、センスによる獲得出来るPゲージを増加させる効果を持つものが存在する。これはシンデレラと魔法の剣、Alice the Gambler、ウソつき人形の望むものなどが持っている。
この効果は「スコアと同時に獲得する」ものと「スコアに追加で獲得する」もののどっちに効果があるのかを確かめることにした。
今回の検証用編成は以下の通り。
この中でリリヤが「スコアと同時に獲得する」もの、叶羽が「スコアに追加で獲得する」ものとなっている。
そしてそれぞれにPゲージの獲得量を増やすポスターをつけている。
この構成では、1番目にゲージを獲得したものがリリヤのセンス、2番目にゲージを獲得したものが叶羽のセンスとなる。
めも3 pic.twitter.com/FeX6Uz9vVz
— りゅー (@Agvqw) 2024年5月24日
それぞれのゲージの獲得量を見ると以下のようになる。
リリヤ発動時:340→576(上昇量236)
叶羽発動時:576→686(上昇量110)
236はリリヤのセンスによって獲得する100の+136%となっているためポスターの効果が乗っていることが分かる。しかし、叶羽はセンス通り110しか増えていないためポスターの効果が乗っていない。
以上より、「スコアと同時にPゲージを獲得するセンス」と「スコアに追加でPゲージを獲得するセンス」の違いは、Pゲージ獲得量を増加させるポスターの効果の対象か対象外かという違いになる。
静香のセンスについて
静香のセンスにはCTというものが存在しない。
しかし、CTが存在しない割にはセンスが発動したりしなかったりとよくわからない挙動をとることがある。これにはここなのセンスのCTと関係がある。
結論から書くと、ここなのCTが足りてない間は静香のセンスは発動されない。それ以外では静香のセンスはどのような発動間隔であっても発動する。
たとえば以下の画像はここなの2回目のセンス発動から静香の2回目のセンス発動まで11秒となっており、これはここなのセンスのCTである44秒よりも短い。そのため静香のセンスは発動していない。
しかし以下の画像は、ここなのセンス発動から静香の2回目のセンス発動まで63秒あり、これはここなのセンスのCTである44秒よりも長い。そのため2回目の静香のセンスは発動している。
これはあくまでここな→静香の流れでセンスが発動する場合のみの挙動であり、静香→ここなの流れにおいては制限が全くない。また、静香のセンス自体にCTはないため、発動間隔が20秒だろうが10秒だろうが1秒だろうが連続して発動してくれる。
正直これに関しては詳しい説明書いてないゲームが悪い気はしてる。
CT短縮センスについて
カトリナや暦の限定アクターには本人が所属している劇団のCTを短縮させるセンスを持っている。
このセンス、読んでて強いんだろうなとは思う。しかしCT短縮の効果の概要がいまいち分からない。最初は以下のような効果では無いかと思った。
- 編成しているアクターのCTを下げる(暦の場合、元が40秒なら32秒のセンスとする)
しかし、この場合何秒の間CT短縮の効果が付与されるのかが書かれていないため、組み込むのがかなり難しい。そもそも合っているのかが分からない。
そんな感じであーだこーだ考えていた結果たどり着いた効果が、現在センス発動後のクールタイムが終わっていないアクターのCTを短縮させるという効果。
具体例としてオーディション90を例とする。
以下の画像はオーディション90において、2レーン目に限定カトリナを置いたものとなっている。
これを見ると3レーン目の八恵、4レーン目のここなの4回目のセンスはCTが間に合っていないためセンスが発動していないことが分かる。
次に以下の画像は同じくオーディション90において、1レーン目に限定カトリナを置いた場合となる。
カトリナのセンスが発動する86秒時点での八恵、ここなのCTの残り時間は以下となる。
- 八恵:15秒(センス発動まで11秒)
- ここな:32秒(センス発動まで23秒)
ここから限定カトリナのCT9秒短縮が八恵とここなに付与された場合、CTの残り時間は以下となる。
- 八恵:6秒(センス発動まで11秒)
- ここな:23秒(センス発動まで23秒)
これによりどちらも4回目のセンスを発動させることが出来る。
よってCT短縮の厳密な効果は『現在センス発動後のクールタイムが終わっていないアクターのCTを短縮させる』というもので確定だと思われる。
ちなみに、これの1つ前で述べた静香のセンスと今回のCT短縮センスについては以下の記事で採用している編成を見ると具体的な形がわかるのかなと思う。
ひとまずはこのくらい。
まだ分からないところはあると言えばあるので検証とか調べ次第また記事に残していきたい。